月夜の判然

適度に適当に長い文を置いておく場所です

ガールズモード4 感想

昨年から地道に遊んでいたガールズモード4(以下ガルモ4)をクリアしたので、ちょっとした感想をお送りします。

 


☆どんなゲーム?

~公式サイトはこちら~

www.nintendo.co.jp

 

 

主人公は(親戚の叔父から突然押しつけられた)セレクトショップの店長となり、お客さんの要求に応じてシャツ一枚から全身コーデの提案まで…とにかく服を売りまくり!知名度も品揃えもショボい状態のお店の店長から、イカしたショップの店長を目指す!…のと同時に、スターを目指す三人の女の子たちのオシャレのお手伝いをしていくぞ!
膨大な数のアイテムを組み合わせてイケてるコーデを模索したり、メイクやヘアスタイルを変えたり、なんとネイルまでできる。子供の頃に(紙の)着せ替え人形で遊んでいた遊びを大幅に拡張したような楽しさがあったりします。キッズの頃にコレを遊んでいたら…全身ダサダサ人間は回避できたかもしれないな…(それはない)

 


☆遊んだ後に言いたいこと

○クソダサ店長でもとりあえずなんとかなる!超便利アイテム検索機能!!
服をお求めになる客の要求に合わせる時、ネックとなるのが『大量の在庫から服を探す』なんだけど、このゲームの検索機能が本当に便利だった…『種類』『ブランド』『テイスト』『色』『柄』『値段』の項目でアンド検索ができるのだ!!

客が「ポップなポロシャツが欲しい」と言ってくれば『種類(ポロシャツ)』『テイスト(ポップ)』で絞り込みをかけて、なんか似合いそうで予算に合う服をお出しすることができるぞ!!スゴい!!これにより、クソダサセンスの私でも客の要求に応じて(なおかつ予算ギリギリを狙いつつ)なんとな~くソレっぽい服をお出しする事ができます。楽しい!!

なお、ファッション用語がてんでわからん…となってもゲーム内に辞書があります。助かる…


○できることがメチャあるけど、別に全部やらんでもクリアできるぜ!
お客さんに服を売りつけるメインの遊び以外にも、このゲームはできることがけっこうあります。お店の外装・内装、マネキンの着せかえ、服デザイン、ショッパーのデザイン、自室の模様替え、自分のファッション(ヘアスタイル・メイク・ネイル含む)、写真撮影などなど…
そして、個人的に嬉しかったのはストーリー上必須な場面もあるけど『別にそこまでやらなくてもクリアはできる』ってところです。近年のゲームはチュートリアルや実績システムにより『アレもコレもやってよね!!』となりがちで、フツーにゲームを楽しんでいる身としては、個人的に肩身が狭い気分になりがちなんですが、このゲームに関しては気(持ち)楽(な感じ)に遊べました。

もちろん、こだわりたい人はしっかり設定してトコトンこだわることもできます。自由度が高いってこういうことを言うのかもしれないよね…

 

最終的にやや派手な店長になりました

 


○キラキラしてる人ばっかりだけど別にイラッとこない?個性豊かな来客たち
服を買いに来る理由は人それぞれ。とはいえ、セレクトショップに服を買いに来るぐらいなので、やってくる人々は基本的に陽気な一般の人~って感じです。しかし、各キャラに設定されている短いプロフィール文が妙に味わい深いし、そもそも来店してからのコメントも妙に個性的で印象に残るのであるww気楽に遊んでいても「この人、クール系の服を買いに来る人や…」「この人、無地の服が好きだったよな…」と、なんとな~く覚えてしまうのが面白かったです。

そして、メインのストーリーに関わるキャラはこの来客たちを遙かに越える個性とセリフ回しを引っ提げてきます。面白すぎる。ちょっと爽やかそうに見えるパン屋のロベールが実際話すとトンでもないキャラだったのはズルすぎるわwwツンデレお嬢様だけど強火ファンになったり、勝手にアイドルになってしまう紅緒も好きでした。


○人が集まると街も…
実はガルモ4で個人的にメインのストーリーを進めて「良かったな…」と思ったのは『自分のセレクトショップを起点としてちょっと寂れた街がどんどん賑やかになっていく』といったトコロだったりします。
地方に住んでいるとやっぱり『人が集まらないと街が寂しい』のをなんとな~く感じるんですよ。ガルモ4の舞台の街も、駅とブティックとカフェと公園と芸能プロダクションと服の仕入先…といった最低限の状態から始まるのですが、自分の店の評判を聞いてなんかいろんな人がやってくるし、その人たちが(オシャレをきっかけに)店とか開いていろんな場所が増えていき、最終的には街の一大イベントに協賛したり、見に来てくれて…もちろん、メインどころのやよい・月子・蛍のお話ももちろん良かったのですが、街の様々な人が関わる終盤の展開もとってもステキだと思いました。

 


☆おまけ:最強の顧客 スワン・ブラック

 

コーデ実力はこれにて察してください…

どんなコーデでもこの人が着れば必ず絵になるの、強すぎね!?

 

 


いろいろ書きましたが、とても面白かったです。シリーズとしてはこの4以降、新作が出ていないのですが、Switchのグラフィックでイマドキのファッションを楽しんだり、自信満々とクソダサコーデのスクショをネットに上げまくったりしたいなぁ~と。新作、欲しいなぁ…
それにしても、ゲームではいろんな格好をしてたわけですが、結局私はお手頃価格クソダサコーデしかできないよな…となるゲーム好きであった…(たんすの中を覗きながら)