トマトアドベンチャー 発売20周年
おめでとうございます！！！！！
かつてこのゲームを夢中になって遊んでいたキッズは、今や立派なゲーム好きの大人になってしまいました……
ツイッター上では、ことあるごとに話題に出すぐらい大好きなゲームなんですが、今年に入って改めて遊び、先日シナリオクリアしたので感想という名の好きなトコロをひたすら語る文章をお送りします。本編の大きなネタバレはありません。
ちなみに、私は今回でオリジナル版から数えて累計5回目のシナリオクリアとなっております。同じゲームでこんなに繰り返し遊んでいるのは、このゲームだけです。
それぐらい好きなわけですよ…
☆どんなゲーム？
＜公式サイト＞
https://www.nintendo.co.jp/n08/aglj/index.html
＜ＶＣ版サイト＞
＜懐かしのアレ＞
トマトアドベンチャー(以下トマアド)はRPGです。なんと公式サイトが生きているので、詳しくはこちらをどうぞ。特集が組まれていた懐かしの任天堂マガジンもあったので(まだあったのかよ！！)おまけに置いておきます。主人公のデミルがさらわれたガールフレンドのパサランを助けるべく、道中で出会う愉快な仲間たちと立ち塞がる厄介なヤツらをなぎ倒しながら、ドタバタ大冒険を繰り広げる痛快愉快爽快な冒険活劇です。
☆好きなトコロ
■ポップでかわいいキャラとグラフィック！
〜でも何かがヘンな世界観〜
主人公デミルを初めとするメインキャラクターや、ギミックのデザイン、マップなど…おもちゃ箱をひっくり返したようなトマアドのグラフィックはポップでとてもかわいい感じです。まぁ、スタート地点がトマト嫌いを隔離した村だったり、この国にはオトナがいなかったり、ラスボスの野望がなんかヤバかったりしますけどね！！キッズだった当時は普通にゲラゲラ笑ったりしていましたが、大人になった今改めて見ると「ヒェッ！怖っ！」と思う場面も多々ありますwwう〜ん、スゴいゲームだわ…
■クリティカルは己の指先で叩き出せ！
〜ギミックによる独特のバトルシステム〜
バトルシステムはRPGでよくあるシンボルエンカウント式のコマンドバトル…なんですが、このゲームでの攻撃手段である『ギミック』が唯一無二のバトルの面白さを出しております。
このギミックを選択して攻撃をする際に毎回コマンド入力が求められ、連打や目押し、ボタン入力のスピードを要求されたり、記憶力も要る運ゲーだったり…と、画面を見ているだけの時間を与えてくれませんww成功すればクリティカル、失敗すれば通常威力に。つまり、ミスらなければ毎ターンクリティカルな威力の攻撃を出せるのです。しかもこのコマンド入力の難易度を上げれば威力も上がります。
じゃあ難易度を上げっぱなし一択じゃん！とならないのが面白いところで、失敗したときの通常威力はかなり低くなるわ、成功時に貯まるポイントで必殺技が撃てるけど失敗すれば全部無くなるわ…で、難易度は自分の腕前に合わせないといけないし、バトル中も気が抜けないし…と、よくできているなぁ〜と感心するばかりです。
ちなみに、毎ターンコマンド入力する割にはバトルはテンポよくサクサク進みます。攻撃時のアニメーションもギミックごとに個性豊かで見ていて楽しいですね。ぜひ、全部集めて見てみてください！！
■ゲームのお約束てんこ盛り！
〜セーブの大切さはこのゲームで学びました〜
チュートリアルはもちろん完備。そしてボス戦前には何らかの形で『セーブしろよ！！』という意味合いのテキストが出てきます。現代はオートセーブのゲームが増えてきましたが、やっぱりこまめなセーブって大事なんですよ…キッズの頃の私はこのゲームでセーブする事の大切さを学びました。
ボス戦や中ボス戦では一体の敵に対してこちらが攻撃する箇所が複数あるのですが『どこから攻撃して潰すか』によってボス戦が楽になったり、逆にピンチになったりします。改めて遊んで気付いたのですが、相手の回復を封じる戦法が有効だったボス戦が続いた後に、同じような戦法を取ったら逆に泣きを見る事になるヤツが出てきたり、ちゃん相手のセリフ(うっかり発言)を読まないとバトルが上手く行かないヤツが現れたり……ボス戦や中ボス戦をこなしていく上で中だるみが全く無いことに感心しましたね…
また、デミルたちの冒険の道中にはイベントがてんこ盛りで、ダンジョンの奥へ行ってボス戦をするのはもちろんのこと、アトラクション地獄・運動ミニゲーム・迷路・(一人だけど)レースゲーム・山下り・うそつき当て・パズル・掛け軸下り・クイズ…と、多種多様な遊びが待ち受けています。大人の知恵ではやや簡単な部分もありますが、当時キッズの自分はトマアドで『ゲーム』という遊びの楽しさを知り、今に至る部分もあったりします。
☆おまけ
■流石に5回目だから楽勝！？
〜真の敵は寄る年波〜
もう何周も遊んでいるからシナリオクリアは楽勝でしょ…そんな風に構えて遊んでいたわけですが、これだけ時間が経てば(と言っても最後に遊んだのはVC版が発売された2015年ですけどね！)連打力は衰え、目押しのタイミングはミスり、集中力が切れてコマンド入力をミスってすごいのポイントを消失させ……と、なんとも悲惨な事がバンバン起こっておりましたww特に悲しかったのが、常に安定して最高難易度(レベル7)をクリアできるギミックの数が6個から2個に減ってしまったことですね…悲しい…
ダラダラ語りましたがトマトアドベンチャー、本当に面白いゲームです。機会があればぜひ遊んでみてください！！…と言いたいものの、現状では遊べるハードが少ないのがもったいない。Switchで遊べるようにならないかなぁ〜！！！！！
