月夜の判然

適度に適当に長い文を置いておく場所です

<決定版>老若男女のためのレベルファイブゲームガイド

☆更新履歴☆

2021.08.02 レベルファイブやけくそセールと戦うためにこの記事の作成

2021.12.13 レベルファイブ ウインターセール対応版に改訂・一部内容を修正

2022.07.19 レベルファイブ サマーセール&3DSファイナルセール対応版に改訂・一部内容を修正

2022.07.29 タイムトラベラーズをクリアし、虫けら戦車・宇宙船ダムレイ号をちょっとだけ遊んだので追加

2023.01.09 やけくそセールが実質終了したのでタイトルと内容のちょっとした変更・シンデレライフをクリアしたので追加、メガトン級ムサシについても取り急ぎひっそりと追加

 

 

 

☆はじめに ~この記事について~

レベルファイブ3DSのゲームタイトルがワンコインで買えてしまった、やけくそセールが終了したこともあって、この記事も役割を大きく変える必要性が出てきました。

そこでセール情報を取っ払い『老若男女のためのレベルファイブゲームガイド』とタイトルを変更し、レベルファイブのゲームを紹介する総合案内所的な記事とします。

ここ10年近くのレベルファイブのゲームについて一か所に内容をまとめている文章もなかなか少ないと思いますので、何かしらのタイトルが気になった際は参考程度にこの記事が手助けとなれば幸いです。


~注意事項~
・このガイドは「名前だけなら知ってるけど…」「アニメやマンガは観たけど…」「他のシリーズは遊んだ事があるけど…」といった「ちょっとは知ってるけど…どうしようかな…?」といった方の背中を押したり押さなかったりする事を目的としています。ご了承ください。

・一部遊んでいない、またはちょっとゲーム的に合わなくて詰んでしまったゲームがあります。遊びきれてないので紹介文を書くことができないです。ご了承ください。いつか遊びたい、リベンジしたい…という気持ちを持って本体に眠らせたりしています。

・あくまでも「この辺が面白いよ!」というポイントの紹介文です。各ソフトの詳しい情報は公式サイト等を見てください。また、レビュー文ではない私見の文のため「コイツ何言ってんだ…」となりますが、軽く流してもらえると幸いです。ガイドとか書いてるけど、ただの布教文であり紹介文ですので…

・一部移植タイトルについてはオリジナル版を基準として紹介文を書きます(結構な数のタイトルを発売当時に買ったもので…)もしかしたら移植に伴うゲーム内容の変更があるかもしれません。ご了承ください。

 

どんなゲームでも言えることですが、レベルファイブのシリーズ物のゲームは特に『シリーズが進むごとにシステム面も大幅に改修される』事が多いため、可能ならば発売された順番に遊ぶ事をオススメします。オススメするだけで、別に好きな物から遊んでもいいけどね…

 

 

 



レイトン教授シリーズ

 

レイトン教授シリーズはナゾトキアドベンチャーです。書籍で言えば頭の体操、イマドキ風に言えばテレビ番組でやってるナゾトキ。主人公であるレイトン教授が助手であるルークと共に各地に出向き、住民が繰り出すちょっとしたナゾやその地を揺るがす大きなナゾ…と、大小問わずナゾを解きまくるのが基本的な物語の流れ。ただし、レイトン先生は『探偵』ではなく『大学教授』なので…やるときはトコトンやるって事になります。その辺は実際に確かめてみよう!
レイトン教授シリーズはDSで発売された初期の三作(不思議な町・悪魔の箱・最後の時間旅行)とDSと3DSで発売された後期の三作(魔神の笛・奇跡の仮面・超文明Aの遺産)で大きな括りとなっております。初期の三作はスマホに移植され遊べるようになってますね…そっちもオススメです。で、後期の三作については『魔神の笛』だけがDSで発売されており、こちらはまだ移植の話も出ておりません。奇跡の仮面・超文明Aの遺産もそれ単体では一応お話はまとまっているんですが、続けて遊ぶと大きなナゾが…!という面白さもあるので、魔神の笛の移植がされる事を祈りつつ、遊んでおきましょう。

 

 

レイトン教授と奇跡の仮面プラス (3DS)

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後期の三作の『二作目』です。とある街を訪れたレイトン教授たちですが、この街には『奇跡の紳士』と呼ばれる謎の人物が大暴れしていて…
3DSの発売と同時に登場した本作は何から何までDSの頃からパワーアップしており、当時はとても驚いたものです。いままで立ち絵だった登場人物が3Dとなり、活き活きと動いたのも衝撃的でした。タイトルに『プラス』と付いているのは、このゲームは奇跡の仮面が出た後にパワーアップ版として出ているものでして…いろいろ追加されている…そうです。(私は当時オリジナル版を遊んだもので…)
それと…3DSの発売と同時に発売されたのもあって立体視を意識している場面が多々あります。せっかくなので「奥行きが邪魔だなぁ…」とは言わず、体験してみてください。

 


レイトン教授と超文明Aの遺産 (3DS)

 

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後期の三作の『三作目』です。これまでのシリーズではだいたい一カ所の土地に留まってナゾトキ三昧していたレイトン教授たちですが、本作では飛行船に乗って世界を大冒険します…なんかこの時点でだいぶワクワクしてきませんか?世界を回るだけあって訪れる街並み、出会う人物が多種多様となっていて、ちょっとした旅行気分ですね。実際遊んでみると…?レイトン教授の後期三作の集大成、ぜひその目で確かめてみてください。
本作では調査画面に『ズームモード』が追加されております。魅力的な街並みをもっとよく覗きたい…そんな欲求を満たしてくれるかも!?他にもお宝(ガラクタ)を集めるコレクションボックスという物もあるんですが、見つけたブツに対する英国紳士のコメントも必見です。

 


レイトン教授VS逆転裁判 (3DS)

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レイトン教授シリーズが発売された際、日野社長は当時のインタビュー記事で逆転裁判を意識した…という旨の発言をした(ハズ)と記憶してるんですが、まさかのコラボが実現してしまったのである!!発表された当時の衝撃はハンパなかったですww
内容としては(レイトン教授の)レイトン教授とルーク、(逆転裁判の)成歩堂と真宵がとある場所でナゾトキやったり裁判やったり…します。そうです、それぞれの『キャラクターの』ふんわりとしたコラボではなく、それぞれの『ゲームの』バッチバチのコラボなんです。一つのゲームなのにナゾトキも裁判も同じぐらいに襲ってくる…まさにVS。
両方のゲームを知っている人はいろんな小ネタにフフッとなることでしょうし、コラボとあってナゾトキのアドベンチャーパート、証人とバトルする裁判パート、それぞれがちょうど良い難易度(個人感)だと思うので、片方だけ知っている・両方とも知らないという人にも入門編としてオススメできます。レイトン教授を知る方にとってはエッジの効いた発言をしたり、本編ではあまりないぐらいに動揺する英国紳士が見られますし、逆転裁判を知る方にとってはいつも通りだけど、(すごくピンポイントなんですが)ある場面では本編ではあまりないぐらいに優位に立った状況のなるほどくんが見られます。これぞコラボの醍醐味かも…?
それと、ミニ情報ですが、ボイスはある程度ミュート可能です。が、ムービーだけはどうしようもありません。そこだけは諦めましょう…

 


レイトン ミステリージャーニー カトリーエイルと大富豪の陰謀 (3DS)(Switch版はDX)

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タイトルがメッチャ長いので、私を含む一部の長年のレベルファイブのファンは初報タイトルの『レディレイトン』と呼ぶ人もいる本作。主人公がレイトン教授の『娘』であるカトリーエイル・レイトンになります。長くシリーズを遊んでる人にとっては「むす…め…?」と驚きましたよね?
基本的にはいつものナゾトキアドベンチャーなんですが、出先に滞在してナゾを解くのではなく、探偵社という拠点を構えて街に馴染んだり、英国紳士らしく静かな性格のレイトン教授とは真逆の、明るくカラッとした性格のカトリー…といった違いと、ゲームシステムそのものがかなり爆速になった事もあってこれまでのシリーズとは違う『ナゾをなぎ倒しながら物語を進める』という新たな感覚を楽しめることでしょう。
アニメを観たよ!…って方にお伝えしますが、一部の物語の大まかな流れは同じだったりします。しかし、どちらも媒体に合わせた『見せ方の違い』といった面白さがありますので、ぜひこの機会にゲームの方も遊んでみてください。そしてもう一つ、Switch版レディレイトンには『DX+』というものがあります。これはDX版に更なる追加要素としてカトリーたちメインキャラのボイスが『TVアニメ版』になるのです!(まぁ…追加要素といっても、それだけなんですが…)DX版を持っている方は追加コンテンツの購入によって『DX+』版へアップグレードできます。アニメを観てからゲームを遊ぶときに「ボイスが違ってちょっと…」って方はこちらを適用してください。私個人としては、有村カトリーも花澤カトリーも好きですけどね…

 

 

 

イナズマイレブンシリーズ

 

言わずと知れた超次元サッカーRPGのゲームです。ゲーム以外でもアニメだったり、ネット上を騒がせたアレやコレやだったり…と、いろんなところでタイトル名や概要を知った…という人も多いではないでしょうか。
ゲームが出ているシリーズは大きく二つに分かれています。一つはGK円堂守が活躍する『イナズマイレブン』シリーズ。もう一つはその円堂の時代から10年後、MF松風天馬が活躍する『イナズマイレブンGO』シリーズ。私は円堂のイナズマイレブンからはどんな時でも『仲間を信じる』大切さ、天馬のイナズマイレブンGOからはどんな時でも『好きだと思う気持ちを持ち続ける』大切さ…を感じ取っているつもりでおります。(個人感)タッチペンでドリブルやパスといったサッカーをしつつ必殺技を叩き込む…独特な試合システムは最初はちょっと難しく感じますが、回数をこなせば慣れる…ハズ!あと、サッカーのルールは知らなくても遊べます。むしろオフサイドの概念はイナズマで覚えたぞ!!キャラクターや物語の面でイナズマシリーズを布教するアレコレはたくさん見かけたかと思います。というか、その辺はそっちにお任せします。

 

…私がオススメしたいポイントはコレだ!!

◎想像を絶するマンモス校『雷門中
イナズマの一作目は円堂率いる弱小サッカー部が日本一を目指す物語なんですが、序盤は廃部の危機だったり、モブキャラからはボロクソ言われたりしております。一つの部活がなんでそんな扱いを受けるのか…その理由は雷門中の『規模』にある…ハズ!!一作目の雷門中のマップ…広すぎるんだよ!!!街かよ!!!そして部活棟にひしめく運動部…この環境では実績は必須だな…と。ぜひゲームで体感してみてください。
イナズマGOでは時が経ち『サッカー名門校』とまでなった雷門中。GOシリーズではサッカー部に割り当てられた施設や土地の広さに驚くことでしょう。これが名声の力…!!他にも昔は無かった建物があったり、全体的に綺麗になっていて(これはグラフィックの進化の面もありますが)校舎内のスラムが無くなっていたり…イナズマシリーズとの違いを楽しんでみましょう。

◎学校だけじゃない!いろんな場所がスゴい!(だってRPGですから…)
イナズマでは先述の『雷門中』以外にも円堂たちは様々な場所を巡ります。一作目の稲妻町、二作目の日本各地、三作目のライオコット島…隅から隅まで歩きたくなるマップはゲームならではの楽しみってヤツです。日本各地は日本らしい景色がこれでもかと詰め込まれていたり、ライオコット島は世界各地を再現したエリアがアニメ以上に詳細に描かれていたり。GOシリーズでは神童キャプテンの(やたらでかい豪邸である)神童邸や天馬が暮らす木枯らし荘の中も全室入れます。そして超次元極まるGOシリーズでは二作目のタイムトラベルで訪れる各時代、三作目の宇宙進出で訪れる各惑星の描写がスゴい!!

◎モブキャラのセリフから察するいろんな裏側
イナズマイレブンはゲームが原作なので、アニメとゲームでは大筋の物語はほとんど同じです。つまり『どんな話か』の概要だけを知りたければアニメだけ観れば済んでしまう面もあるのですが…私がゲームを強くオススメする理由は『同じ出来事でもその場にいるモブキャラのセリフによって感じ方が変わる』という面白さがあるからです。円堂率いる雷門中サッカー部がフットボールフロンティア(全国大会)の予選や本戦を勝ち抜いていくと雷門中にいるモブキャラはサッカー部の事を見直したり、天馬たちがグランド・セレスタ・ギャラクシー(宇宙大会)を勝ち抜いていくと負けたチームの星の人々の反応が変わったり…ここでは挙げられないぐらいに本編の裏側で様々な人々のセリフが変わっていきます。というか、ストーリーの進行に応じてマジで変わっています。これぞゲームの醍醐味…っ…!!

◎自分だけのチームで好きなキャラクターを大活躍
さまざまな制約があるアニメでは、自分の好きなキャラクターがあんまり活躍してくれなかった…という事を少なからず経験すると思います。しかし、ゲームでは自分が望む限りスタメンで輝かせられる!!また、ストーリーで登場するメインキャラ以外にも多種多様な見た目のスカウトキャラが存在します。自分だけのお気に入りのメンバーで楽しいイレブンを作りましょう。ただし!!キャラによってはそう『簡単に』はスカウトできなかったりします。その…まぁ…強い気持ちを持って頑張って…!!

 

…まだまだ語りたいぐらいなんですが、とりあえずこの辺にしておきます。

 

イナズマシリーズは二作目から、イナズマGOシリーズは全てにおいてバージョン分けがされています。本編のストーリーは同じですが、バージョンによって登場キャラや習得できる必殺技など…いろんな違いがありますので、遊んだり購入する際は一度公式サイトを見てどのバージョンを選択するか決めましょう。でもどっちも欲しくなるよな!!

 


イナズマイレブン1・2・3!! 円堂守伝説 (3DS)

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円堂守が活躍するイナズマシリーズは全てDSで発売されていましたが、3DSにて『全部』入りのソフトが出ております。この『全部』は二作目以降のバージョンも含めた『全部』です…それでこの値段でいいのかよ!?!?イナズマシリーズは超次元しつつも王道展開全部入りですし、このソフトは決定版みたいなモノですのでとりあえず遊んでみたい…って人はこちらをどうぞ。

 

 

イナズマイレブンGO シャイン/ダーク (3DS)

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松風天馬が活躍するGOシリーズは全て3DSで発売されております。通常の超次元サッカーに加えて『化身』という新しいシステムが導入され、よりド派手な超次元サッカーを楽しめます。序盤の展開はちょっと仲間内でギスギスしてツラいかもしれませんが、それを乗り越えた後の盛り上がりはなかなか胸にくるモノがあります…!それと一部スタジアムにギミックがあり、攻略法を意識したタッチペン…もとい選手さばきが必要となります。これはこれで…いや、ピンボールスタジアムは一生許さないからな!!

 

 

イナズマイレブンGO2クロノ・ストーン ネップウ/ライメイ (3DS)

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GOシリーズ二作目は衝撃のタイムトラベル!サッカーを取り戻すため過去へ未来へ天馬たちは奔走する!!化身を身にまとう『化身アームド』や偉人や何かのメッチャ強いオーラを借りる『ミキシマックス』など、更にド派手な超次元サッカーを楽しめます。サッカーゲームを軽く飛び越えたいろんな時代の景色は必見。ゲームではなんと人間以外を相手してサッカーバトルができたりするぞ!(しかも案外強い)なんとお馴染みの英国紳士やLBXプレイヤーもスカウトできるとか!?

 

 

イナズマイレブンGOギャラクシー ビッグバン/スーパーノヴァ (3DS)

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GOシリーズのラストを飾る三作目は世界大会…なんだけど、世界大会のハズが宇宙大会に…だってタイトルにギャラクシーとついてますもんね!!化身やミキシマックスに加えて獣の力『ソウル』が導入され、もっとド派手な超次元サッカーを楽しめます。でも化身の方が火力が強いのがもったいないけど…本編で活躍するメインキャラの一新に賛否両論がありましたが、ゲームではこれまでのシリーズで登場したキャラをちゃんとスカウトできますのでご安心を。スタジアムのギミックも極まっており、なんとボールの動きにまで影響が出ます。ラトニークスタジアムは絶対に許さねぇ…!!なんとお馴染みの英国紳士やLBXプレイヤーに加えて、妖怪の見える小学生もスカウトできるとか!?

 

 

 

ダンボール戦機シリーズ

 

ダンボール戦機はプラモクラフトRPGです。小型ホビーロボット『LBX』をカスタマイズしながらバトルをして最強を目指そう!!…と言えれば良かったんですけどね~!このシリーズのある意味唯一無二といった特徴として世界大会に出つつもこのLBXを『悪用する奴ら』と戦っていくストーリーが展開されている…ということです。その戦いが単純に『LBXの強さやプレイヤーの実力』だけで勝てるモノではない(そもそも勝ち負けで括っていいのか…?)のがまた…ダンボール戦機では山野バンを主人公に、ダンボール戦機Wでは山野バンと大空ヒロのダブル主人公、そしてダンボール戦機ウォーズ(のアニメ)では瀬名アラタを主人公にして物語が繰り広げられます…実のところWとウォーズについてはゲームよりもアニメの方が物語をしっかり補完されているという、なんとも言えない状況になっておりまして…もちろん、ゲームならではの面白さもあるんですが…アニメだけを観ている人はこの機会にぜひ確かめてみてください。私はウソを言ってない…ハズ。

 


ダンボール戦機 爆ブースト (3DS)

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ダンボール戦機は元々PSPで発売されたゲームですが、後にパワーアップ版のブーストが発売され、後に追加要素を加えた爆ブーストとして3DSで遊べるようになりました。そうです、シリーズのファンはこの一作目を最大3回遊んでいる事になります(私はブーストを積んだので2回ですが…)
アニメを観た人はわかると思いますが、ダンボール戦機の物語はまさにジェットコースターの如くいろんな展開が繰り広げられます。ゲームではそのメインのストーリーを進めつつもぜひ、街の探索やモブキャラの話を聞いてもらえたらと。それとゲームを遊んだ人にとって悪評名高い『シグマDX9』というパーツの恐ろしさも体感してもらえたらと。店長には悪いがコレを積んで戦うのは苦行レベル…そして爆ブーストの追加要素にアルテミスレジェンドという大会があるのですが、コレをクリアする事で衝撃の追加キャラが使えるようになります。このシリーズのやりこみ要素は根性のいる地獄の難しさなんですが、爆ブーストだけは飽き性の私でも何とかなりますので…(逆にWとウォーズは早々に諦めた)三人の山野バンでパーティーを組めるのはこのゲームだけ!!

 


ダンボール戦機W 超カスタム (3DS)

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PSVitaで発売されたダンボール戦機Wの移植版になります。爆ブーストと比べると追加要素はかなり少なめ…というか、図鑑と機体追加しか無いじゃん!!一作目のバンたちの活躍をよそに、またもや悪用されたLBX。新たな陰謀に巻き込まれたバンは新たな主人公の大空ヒロと共に新たな機体と新たな仲間と世界を駆け巡る!物語もシステムも一作目からパワーアップしている…ハズなんですが、スゴロクや横スクロールといった本作で新しく追加されたアレコレがゲーム的には苦行としてファンの間で語り継がれるハメになるという、予想外の展開です。Wの発売当時、私を含め大半の人が『スゴロクと横スクロールは二度とやりたくない!!』とキレていた印象(個人感)いっそアニメを観てくれたほうが良いような…?それでもあえてオススメできるゲーム的な面白ポイントとしては、相変わらずストーリーの進行に応じてこまめに変わる世界各地にいるモブキャラの話、そしてクエストを引き受けられるシーカーボードという掲示板みたいなモノ…ぐらいでしょうか。このシーカーボード、返信の選択肢にトンでもないモノが混じっていたり。無難に答えるか、あえてひんしゅくを買う答え方をするか…(だいたいそういう事言うのはヒロだけど…)

 


ダンボール戦機 ウォーズ (3DS)

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山野バンの活躍から数年後、LBXプレイヤーの養成学校として名高い『神威大門統合学園』を舞台に主人公である瀬名アラタがプロプレイヤーを目指し切磋琢磨していく!ハズだったのだが、待ち受けていたのは……『主人公はオレ!…じゃない!?』である意味有名(?)な三作目です。この言葉の通り、ウォーズのゲームの主人公はアニメで活躍したジェノック所属の瀬名アラタ…ではなく、ハーネス所属の『私』…つまり『アバターキャラ』です。要はアニメではアラタが所属するジェノックの視点で展開する物語をゲームでは(途中でジェノックと同盟を組む事となる)ハーネスの視点から見ていこう…という、なかなか意欲的な展開なんですが…せっかく個性豊かなハーネスのメンバーと共に物語が進むのに、肝心な主人公(アバター)のキャラが薄いのと、同盟を組んでからの視点がアニメとだいたい同じになってしまう…ということがあって非常にもったいない状態になっています。また、本作は通常のLBXバトルに加えてシミュレーションパートの追加によりRPGのパートがものすごく簡素化されました。ゲーム版の良さの一つであったモブキャラの話によって世界の雰囲気を補完する事が難しくなった上でアニメの描写がゲームを越えてしまったのもあるのが、もったいなさに拍車をかける…
しかしこのゲームには他のシリーズには無い唯一無二の良いポイントがありまして、なんとLBXカスタムの面でパーツごとのAC(アーマークラス)が廃止されてるんです!!!カスタマイズをする面で凄まじく大きな障害となっていたACの廃止により、ついに三作目にしてかっこいい『見た目』を追求するLBXのカスタマイズが可能になったという…
他に挙げられる良いポイントとしては、他の勢力のキャラクターをスカウトして自分だけの部隊を組むことができます。各キャラクターにはボイスやスカウト時のセリフがちゃんとありますのでご安心を。なお(一部キャラを除き)条件さえ満たせばあとはクレジット(お金)があればスカウト可能です。超次元サッカーのように必要アイテムのドロップとか頑張る必要は無いからね…(ただし一部キャラクターはその条件自体が過酷なのだが…)なお、超次元サッカープレイヤーや妖怪の見える少年もオリジナルカラーの機体を引っ提げて参戦しちゃったりするとか…

 

 

 

妖怪ウォッチシリーズ

 

妖怪ウォッチについては社会現象にまでなってしまったので説明不要かもしれません。主人公である天野ケータが活躍するナンバリングタイトルの他にジバニャンを始めとする妖怪のみが活躍するバスターズシリーズ、どことなくジバニャンに似ている少年の寺刃ジンペイが活躍する妖怪学園Yなど、多種多様な番外編が出ております。

説明不要なのは百も承知ですが、私が妖怪ウォッチシリーズの好きなポイントを大声で語るのなら『平成の世を生き、いい歳こいた大人になり…その心の奥でくすぶっていた子供ゴゴロが成仏する』という事に尽きます。
一作目では住宅街や学校など…さくらニュータウンを自分の足やチャリで駆け巡りながら虫取りや釣りに勤しみ、二作目では電車によって行動範囲が広がるのと共にピンポンダッシュ・塀の上を歩く・空き缶蹴り…といったリアルでやると怒られるチョイワルな行動ができちゃったり、三作目では子供の頃に読んだ海外文学のような外国の街で秘密基地を作ったりイカダ下りの冒険をしたり、四作目では(妖怪が見えるという)共通の秘密を持った仲間たちで探偵団として活動したり、妖怪学園では愉快なヤツらと自由奔放縦横無尽に学園を大暴れしたり…子供の頃に憧れていたけど、リアルではいろんな事情で到底できなかったアレコレを妖怪ウォッチシリーズはゲームの中でたくさん叶えさせてくれました。どれもこれも本当に楽しかった…!!
子供はゲームの中でもう一度夏休みや学園生活を満喫し、大人もゲームの中でもう一度夏休みや学園生活を満喫できる…同じ『もう一度』なんだけど、世代にとってこの言葉の意味は大きく変わることでしょう。遊んだ事がない人はこのセールの機会にぜひ、遊んでみてください。

そうそう、妖怪ウォッチシリーズは2と3とバスターズでバージョン分けされております。本編のストーリーはだいたい同じですが、登場する妖怪が違っていたりします。購入する際は一度公式サイトを見てどのバージョンを選択するか決めましょう。でも破格だからどっちも欲しくなるよな!!どうしても一本だけにしたい…なら2は真打、3はスキヤキをオススメします。

 


妖怪ウォッチ (3DS)(Switch版もあります )

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一作目はアニメ放送以前に作られたのもあって、少し不思議で怖い雰囲気と少し胡散臭い『執事』なウィスパーが見られる唯一のゲームとなっております。この唯一無二の雰囲気が好き…というファンが多かったり。これから遊ぶ人はぜひコマさんの登場するタイミングに驚いてください。あれだけの人気キャラなのにスゴいタイミングで出てきますよ…!あとジバニャンが意外と本編に絡まないところもビックリするハズ…Switch版は結構遊びやすくなっているとの情報を確認してますが、3DS版でも普通に遊べるので特に問題ないかと…

 

 

妖怪ウォッチ2 元祖/本家/真打(3DS)

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2以降はアニメ放送開始後に作られたので、ウィスパーやジバニャンのノリがアニメ寄りになっております。会話劇は更にコミカルに。そして街歩きは一作目から更にパワーアップ!塀の上を登れたり、ピンポンダッシュをやったり、空き缶を蹴ってゴミ箱にシュゥゥッッ!!したり…特に感動したのは電車での移動。ちゃんと切符を買って駅を乗り継いでお出かけします。もちろん、各駅下車も可能です。駅構内しか歩けない部分もありますが、ホームからの眺めだけでも『この駅の外にはこんな景色が広がっているんだなぁ…』と感慨深い気持ちになったり。ぜひ実際に遊んで感じて欲しい!!そして本作には『えんえんトンネル』というスポットが登場します。トンネルの奥に向かってどんどん進んでいくのですが…コミカル路線になって忘れかけていた妖怪ウォッチのちょっぴり怖い部分…を味わってみてください。

 

 

妖怪ウォッチバスターズ 赤猫団/白犬隊 (3DS)

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こちらは番外編。ジバニャンやコマさんといった妖怪たちの活躍をメインに据えてジャンルもアクションRPGとなっております。実はバスターズというモノ自体が妖怪ウォッチ2のゲームモードにありまして、これがけっこう好評だったのでゲーム内容を進化させて一つのタイトルとして独立した形になった…という背景があったり。ストーリーとしては落ちこぼれバスターズチームの一員であるジバニャンたちが最強のチームを目指す…のですが、全体的なお話のノリが超ゴキゲン!!終始いけー!!やっちまえー!!みたいなテンションで進む、ナンバリング作とは違う面白さをお楽しみください。それと…タイトルからお察しかと思いますが映画の『ゴーストバスターズ』を知ってるといろんな意味で死ぬほど笑えます。私はコレを遊んだ後に観たのでスッゲー後悔しました…特に某バトルのBGMは妖怪ウォッチのパロディ的BGMでトップクラスの『ソレっぽさ』を感じますので…
ちなみに、バスターズには第三のバージョンとして『月兎組』というモノがあるんですが、こちらは赤猫団と白犬隊の大型更新データとして無料で配信されております。ちょっと難易度高め(私は途中で挫折しました…)ですが追加のストーリーが超ゴキゲンなノリとなってますのでぜひ。

 


妖怪三国志 (3DS)

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なんと妖怪ウォッチがコラボしたのは…コーエーテクモゲームスの『三國志』!!ジバニャンやコマさんやUSAピョンが武将妖怪となってさくらニュータ…じゃなかった、さくら国の統一を目指す!!そうです、ゲームジャンルもシミュレーションとなったマジモンのコラボなのです。コラボと言いつつも三国志の世界やイベントを妖怪ウォッチ風な世界観にしつつ、元ネタの解説があったりする、かなり丁寧な作りとなっております。初心者でも安心の『おすすめ移動』も完備。しかし、初心者どころかシミュレーションゲームが苦手な私は途中で詰んでしまい…いつかリベンジしたいところ。

 

 

妖怪ウォッチ3 スシ/テンプラ/スキヤキ(3DS)

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様々な番外編やクロスメディア展開を経てついに発売された三作目。大きくガラッと変わりすぎて、ファンの間でも賛否両論(とある種の深い溝)を作ってしまった…私は好きなので、好きなポイントを語ります。
本作の舞台はUSA!?ひょんなことから海外へ行くことになった天野ケータはジバニャンとウィスパーと共にUSAを舞台にミステリーな謎を追うことに。一方もう一人の主人公として登場する未空イナホはUSAピョンと共に妖怪探偵社を立ち上げ妖怪不祥事案件を解決することに。別々の土地でそれぞれの事件を解決していく二人。行く先は…といった物語が展開されます。フツーなケータと違ってオタクなイナホ、ちょいと風変わりな妖怪のUSAピョン…が物語の末に全員集合した時はめちゃくちゃ面白かったです。2では古典妖怪といったジャンルで日本古来の妖怪が登場しましたが、3ではメリケン妖怪という新ジャンルの妖怪の登場しております。ぜひお気に入りの妖怪を見つけてください。
USAのバカ広いマップもスゴいのですが、そのマップを歩いていると様々なイベントがぶつかってくる…のもメチャやばいです。迷子のヒヨコを親元へ連れて行くイベントから夜の街を歩くとピエロに襲われるイベント、まさかのゾンビなど…ぜひ驚いてください。また、日本ではさくらニュータウンの他にアオバハラという新しい街や新しいスポットにも行けます。私のオススメはさくら中央シティのマップに追加された『さくら中央地下街』で、福岡の天神地下街を知っているとメチャクチャ感動します…実は妖怪ウォッチのアレコレはレベルファイブの本社がある福岡のアレコレが元ネタとなっていたりします。見たら一発でわかる事が多いので、ぜひ楽しんでください。
本作ではバトルシステムも刷新しております。『タクティクスメダルボード』と呼ばれるこのシステムはタッチペンでボード上にあるメダルを動かしてバトルをするのですが、できることが多いので慣れるまで結構難しい…特にシリーズでめちゃくちゃ見慣れたボスとのバトルが歯ごたえのあるものに変わったりしております。ストーリークリアまではどんな妖怪でもイケるはず(個人感)なので、好きなメンバーで頑張りましょう。
陽気なUSA行きに隠れがちですが、えんえんなアレももちろんあります!今度は『えんえんあぜみち』田んぼにえんえんと伸びる道(あぜみち)を進んでいくのですが…トンネルとはまた違った、今度は狂気さえ感じるイベントの数々を目撃してください。けっこう怖いんで…!
実はコッソリと『超有名な太鼓なアイツ』が登場していたりします。達人的な曲を引っ提げているとか…ヒントは『おまつり』です。

 


妖怪ウォッチバスターズ2 秘宝伝説バンバラヤー ソード/マグナム (3DS)

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流石にこれだけは…オススメできません!!終わり!!………遊んだ当時の私の感想としては『ここ10年に一度レベルの最悪な出来』と激おこレベル。今思い返しても『心に傷を負った』と言わんばかりのモノでした。概要としては妖怪ウォッチ3にあったバスターズT(トレジャー)モードを一つのソフトとして独立させたモノ…なんですが、前作のバスターズにあったようなゴキゲンなサービス精神は全く無く、代わり映えの無いダンジョンをひたすら進んで見慣れた中ボスを倒し、決死の思いでビッグボスを倒してもお宝どころかゴミ…みたいなアイテムしか手にできず、頼みの綱のトレジャーギアは死ぬほど使いにくい…という『苦行』めいたゲームでした。ちなみに、唯一擁護できるポイントはバスターズ基地の家賃滞納から始まり、お宝探しから極悪盗賊ブンドリー一家(いっか)と対決するストーリーがけっこう面白いって事でしょうか。しかしこのストーリーを見るために『苦行』なんてしてもらいたくない…

 

 

妖怪ウォッチ4++ (Switch)

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ハードをSwitchへと変えた妖怪ウォッチ4は、3以降から4発売までに展開されたアニメ(シャドウサイド編)・映画(フォーエバーフレンズ)のクロスメディアの要素を可能な限り詰め込んだゲームとなっております。ゲーム概要としては…これまでの妖怪ウォッチの舞台となっていたケータの世界、アニメの妖怪ウォッチシャドウサイドの物語が繰り広げられたナツメの世界、映画の妖怪ウォッチフォーエバーフレンズの物語が繰り広げられたシンの世界、そしてシリーズ通して妖怪たちが住まう妖魔界…といった4つの世界を行き来しながら、大きな物語が繰り広げられます。
グラフィックが大幅に進化し、ケータたちの頭身が若干上がった事により、街を歩いている感覚がよりリアルになりました。おおもり山の神社、住宅街、ビル街、昔の街並み…建物の『高さ』や土地の『高低差』をより感じられ、今までにない探索の楽しさが生まれております。代わりにその辺を歩くとぶつかってきたイベントの数々やお外でできたアレコレ、建物内のマップが無くなったのは…しょうがないかな…
バトルシステムも大きく変わりました。雰囲気としてはバスターズに近い感じでしょうか。今まで指示を出していたケータたち人間キャラクターがなんと『ウォッチャー』という括りとなって妖怪と一緒にバトルします。6人のウォッチャーはそれぞれ特性が違っていて、それぞれ違った感覚でバトルするぞ!ケータやフミちゃん、ナツメやシンで妖怪たちをパワーアップさせながら戦うか、トウマで変身しながら戦うか、アキノリで幻獣を召還しながら戦うか…悩むッ…!!それとデフォルトで回避コマンドがついてます(超重要)無かったらキレていたよ…
時代と場所を越えてケータたちが妖怪探偵団としてワイワイ事件を解決していくのはとても楽しいものです。依頼もマジなモノから心底どうでもいいモノまで…多種多様であり、引き受けた時のコメントもメチャクチャ面白い…子供の頃に憧れていた『仲間内で何かやる』という楽しさをゲームによって体験させてくれます。また一つくすぶっていた子供ゴゴロが成仏した…!
操作キャラとはなりませんでしたが、イナホとUSAピョンもちゃんと出て活躍します。ウォッチャーとして戦えない理由がなかなか衝撃的だった…とはいえ、別方面で活躍してくれます、ご安心を。USAピョンはいつも通りともだちにもなれます…USAピョンに関してはちょっと別方面で心配事があったので…ほんと「マジで感謝!!」と言うしかない…!!
妖怪ウォッチシリーズは基本的に夏休み…の話なんですが、実はシンの世界だけ季節が違うためシリーズ初の『冬』の景色が見られます。めっちゃレアです。
そうそう、++(ぷらぷら)とついているのはコレがパワーアップ版だからです。++での追加要素については…公式サイトをご確認ください。(丸投げ)

 


◇妖怪学園Y~ワイワイ学園生活~(Switch)

www.youkai-watch.jp

↓当時遊んだ感想文はこちら↓

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ナンバリング作ではないので妖怪ウォッチシリーズの番外編…と便宜上括っておりますが、シリーズ8周年記念の公式サイトにあるキャラ相関図にはしっかりと組み込まれております。(ジバニャンっぽい)主人公の寺刃ジンペイと(コマさんっぽい)小間サン太夫…と、ど~っかで見た事ある雰囲気の『人々』がウォッチを手に取り変身し、学園に襲いかかるエイリアン・怨霊などなどと戦いつつ、学園に潜む七不思議(×3)を解決しつつ、カツアゲするヤツをシバき、もめごとに介入し、パリピをボッコボコにしつつ、クラブ間で同盟を結び生徒カードを集める…といった、学園生活を送るゲームです。この時点でマジで何を言っているのかわからないと思いますので、気になる人は公式サイトを見てくれた方が絶対早いです。短い文章で説明するのは不可能や!!

ゲームとしてはバスターズ形式のアクションゲームになります。箱庭のような学園に低めの頭身のキャラクターのグラフィック…と、妖怪ウォッチ4とは雰囲気がガラッと変わりましたが、アクションゲームとしての操作感については近年のレベルファイブのゲームの中ではトップクラスに痛快で爽快なモノとなっております。ただ、他のシリーズと比べてハクスラ要素が相当強めとなっているので、ナンバリング作のようなPRG感が好きな人にはちょっと向き不向きがあるかもしれません。かく言う私も本編クリアで限界でした。

また、キャラクターの性格と言動や本編の物語もなかなか過激で刺激的なモノとなっているので、シリーズのファンの中でも合う合わないがより濃く出ているゲームだと思います。好きな人はメッチャ好きだけど、苦手な人はメッチャだめなヤツ。私個人の話になりますが、劇場版を見て困惑したものの、アニメを少し観てからゲームを遊びながらアニメを観ると急にバグったように面白く感じた…という感想でした。不思議だよなぁ~

 

 

 

☆GUILDシリーズ

 

GUILDシリーズはレベルファイブプロデュース、著名なクリエイターがディレクションして斬新なゲームを世に送り出す…みたいな感じのプロジェクトでした。個人的にはこの心意気がなかなか好きだったものです。『4つがひとつに』というキャッチコピーと『妙に怖い』パッケージでお馴染みのGUILD01、そしてダウンロード版で販売されたGUILD02という大きな括りがあります。GUILD01については後にDL版でゲームのバラ売りがされました。パッケージ版との違いは…と言われると、GUILD02のゲームに連動させると各々のゲームで特典がもらえるのと『タイムトラベラーズの特別編』が遊べるってところでしょうか。まぁ、たぶんそんなに大事なことではない…かな?(違っていたらスミマセン)

 

 

タイトルが多いのでGUILDシリーズで一括りとして紹介します。

www.guild-series.jp

 

 

GUILD01

◇解放少女
3Dシューティングゲームです。大国に占領された日本を解放するため、大統領の少女が解放機カムイで出馬し空を駆けるゲーム…なんですが…この時点で薄々察せるかもしれません、ビックリするぐらいになかなか過激で硬派でシリアスな設定となっております。なんとメチャカッコいい主題歌まであります。タッチパネルを使うシューティングゲームなんですが、難易度選択もあるのでシューティングゲーム未経験な私でも一通りクリアできる感じです。実はぶっちゃけるとすごーーーーーく未完っぽい雰囲気で終わってしまいますが、こればっかりはしょうがない。ちょっとでも気になる方はぜひ。ちなみに妙に印象的なセリフは指令クリア後に秘書が言う「お嬢様はお国の誇りです」だったり。

メガトン級ムサシみたいな限界世界観が好きな方にはオススメできるのではないか…?と思う昨今です。…こらっ!!未完っぽい雰囲気が似ているとか言わないの!!


◇レンタル武器屋 de オマッセ
GUILDシリーズで一番オススメのゲームは?と聞かれたら、私は迷わず「レンタル武器屋です!!」と答えます。こちらのゲームは武器作りゲーム(?)で、武器屋で働く主人公のユーハンが『レンタル』武器屋を営むゲームです。そうなんです、作った武器は『売る』のではなくレンタルで『貸す』のです。そして武器を貸した勇者の行動は『ドナイッター』というツイッターみたいなもので眺めて成否を確かめるのです。素材と金を元手に武器を作る!勇者とモンスターの情報を見て客に武器を貸す!!ドナイッターで経過を見る!!!勇者の冒険の結果が武器の返却と代金の支払いと素材になって返ってくる!!!!というサイクルを割と爆速で行うゲームとなっていて、案外忙しかったりします。しかし慣れるとこのサイクルが癖になる面白さで……なお、メインのストーリーとしては訳ありな勇者たちの物語を進めるものとなっていますが、これがなかなかクセが強い感じとなっております。勇者志望のオッサン、復讐の雑技団姉妹、ほんわかおばあちゃん、テンプレのような勇者など…中でも雇われ侍イゾーさんのお話はあまりにも世知辛い展開で社会人にとって涙なしでは見られなかったり…するかも。


◇AERO PORTER
過去にネットでいろんな意味で話題になった『レベルファイブの人気投票で上位に君臨した飛行機』が登場するゲームがこちらのエアロポーターになります。内容としては空港荷物仕分けアクションゲーム。こればっかりはちょっと概要の説明が難しいので公式サイトで確認してください。ただ、怒涛の如く流れてくる荷物を黙々と仕分け作業をしていくのは妙に癖になる面白さです。余談ですが、3DSのマイク機能を使って『荷物を積み込む指示』をかけられる謎のシステムがあります。しかし私は全く上手くいったことがなく…アレ難しくないですか??


◇クリムゾンシュラウド
本格アドベンチャーRPGなんですが…私にとってはあまりにも難しすぎて序盤で挫折しています!!ごめん無理!!唯一覚えている事と言えば…1回の戦闘にメチャクチャ時間がかかったので、どっしりと遊ぶ時間を作った方がいい…ってことでしょうか。ゲームの難易度は高いんですが、漂う『本格』って雰囲気の重厚感はなかなかだったと思います。

 

 

GUILD02

怪獣が出る金曜日
怪獣が出る世界体験シミュレーター…と銘打ったゲームです。圧倒的に昭和な空気感漂う、暖かい街並みをランドセル背負った少年が走る…だけで人によっては『満点!!!』で終わりそうです。私はバリッバリの平成生まれですが、それでも十分にわかるぐらいにマジ昭和。全面的にそんなに派手なゲームではないのですが、たまにはこういうのもいいんじゃないでしょうか。ちょっとボリュームが少なめなのですが、こればっかりはしょうがない。

 

◇虫けら戦車

戦車部隊が突然行方不明!?消えたと思われていた彼らは、実は人の目に見えぬサイズになって次々と襲い掛かる虫たちと戦い続けていたのであった…

多彩なフィールドを戦車を駆け、虫どもをぶっ潰す!!結構ハイテンションなサバイバルアクションゲームです。ラジコンのような操作感で砲台を回して相手に向かってぶっ放し、陽気な(?)軍人たちの会話やテキストのノリはけっこう面白いんだけど、襲い来る虫たちがなかなかリアルであり。虫が得意ではない自分でも大群で来られるとちょっとキツくてレベル2のステージで限界だった…すまない…。リアルな虫が大丈夫な人はどうぞ。虫そのものが苦手な人は避けておいた方がいいです。こればっかりはね…

 

◇宇宙船ダムレイ号
『もはやマニュアルすら必要ない』というコンセプト通り、マジモンの「無」からスタートします。イマドキのゲームではなかなか経験できない状態というか…とにかく手を…動かせ…!!とあーだこーだ進めてみましたが、30分ほど進めて出てきたシーンがビビりな私にとってはマジで怖くてビビりまくったので、詰みです。すまない…許してくれ…。この手のホラーが得意な方はどうぞ。

 

 

☆その他ゲームについて

 

レベルファイブのゲームはシリーズ物だけではありません。多種多様なジャンル・世界観のゲームが発売されており、どれも魅力的だったりします。実は私も全ては遊んでいないのですが…せっかくですからこの機会に遊んでみませんか?

 

二ノ国 白き聖灰の女王 (Switchほか他機種でも発売中)

www.ninokuni.jp

 

私は二ノ国はDS版の漆黒の魔導師を遊んだのですが、まさしく王道のファンタジーRPGです。このゲームがいろんな意味で話題となった理由の一つに魔法指南書『マジックマスター』の存在があります。そう…マジモンの『本』がDSソフトに付いていたのである…!!この文字通り何でも書いてある本を読みながらゲームを進めていくのが醍醐味だったり…ちなみに白き聖灰の女王についてはゲーム内でマジックマスターが読める…らしいです。このマジックマスター、普通に読み物としても面白く、これを読み込んでからゲームのアレコレを見ると「コレは…あの話では…!」とハッとする瞬間があります。この時の感動はハンパなかったです。なお漆黒の魔導師と白き聖灰の女王はシステムとストーリーがけっこう違っております。よって私が紹介できるのはマジックマスターの話のみになります…すまない…それと、映画の事は忘れてください。

 

 

二ノ国ⅡレヴァナントキングダムAll In One Edition(Switch)

www.ninokuni.jp

 

他機種で発売された二ノ国ⅡがSwitch版として登場しております!!しかしながら…積みゲーにしております!いつか白き聖灰の女王から続けて遊びたいんだけどなぁ~

 


タイムトラベラーズ (3DS)

www.timetravelers.jp

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タイムトラベラーズアドベンチャーゲームです。428が代表作のイシイ ジロウ氏と日野社長が組んで世に送り出したタイムトラベル超大作!…といった売り文句ですが、これがなかなか面白かったです。

立場や目的の違う5人の主人公の物語を追いかけつつ、タイムトラベルで時間を巻き戻しながら最終的には東京を救う…連続ドラマや超大作映画を一気見したような満足感を得ることができました。

それと3DSなのにフルボイス・フルモーションで物語が展開されます。結構ビックリしたぞ…発売当時はもっと驚かれたかもね。

レベルファイブな小ネタもちょっぴりあったのですが、小ネタの話で言えば映画のバック・トゥ・ザ・フューチャーを観ておいた方がもっと楽しめると思います。

 

 


ファンタジーライフLINK! (3DS)

www.fantasylife.jp

ファンタジーライフは広大なファンタジー世界『ファンタジール』で生活していくRPGです。一度遊べば現実を忘れたくなるぐらいに没頭するでしょう…このゲームの最大の特徴は主人公が就く職業『ライフ』の存在です。武器を振るう王国兵士や魔法使いといった戦闘系のライフの他に、素材を調達する木こりや採掘師といった素材を集める系のライフ、そして大工や料理人などの加工する系のライフ…好きなライフを決めて、ファンタジールでの生活を謳歌します。私は木こりをメインにやってましたが、マジで…木を切り倒すだけでレベルが上がるんだぜ…!!ライフは途中で変更可能です。一つを極めるもよし、いろんなライフを経験してオールラウンドな生活を楽しむのもよし。自分次第ですから…もちろんRPGなのでメインストーリー的な冒険もあります。一つの事件から始まる謎を追って行くのも良いでしょう。自分次第ですから…
その地に住まう個性豊かなキャラクターやライフをやっていると出会う人々との会話や物語を楽しんだり、自分の家の模様替えを楽しんだり、イケてるコーディネートを模索して楽しんだり…ぜひ、自分なりの楽しみ方で遊んでみてください。

 


◇ガールズRPGシンデレライフ (3DS)

www.cinderelife.jp

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シンデレライフレベルファイブが送る『ガールズRPG』です。

仕事やおしゃれなど、女の子の生活を体験するRPGなんですが、このゲームが近年の他のレベルファイブのゲームの中で特異な空気を放っている大きな理由はネオジェンヌと呼ばれる『仕事』がキャバ…夜のお仕事となっていて、対象年齢が15才以上となっている事です。

それなのに、ゲーム画面やおしゃれの要素は女の子の夢が詰まったようにかわいいし、キャラクターのセリフ回しは難しすぎず、振り仮名もある親切さ…最初はこの微妙に嚙み合わない状況に困惑し、居心地の悪さも感じたのですが…そのうち慣れて唯一無二のポイントと思えてくるからホント不思議なゲームです。

コラボキャラクターの人選はかなり衝撃的ですが、専用ストーリーやその演出は原作のツボを押さえた(と思われる)という誠実さもポイント高いです。コラボというものを心得てる…!!

 

 

スナックワールドトレジャラーズ (3DS)(ゴールドはSwitch版)

www.snack-world.jp

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魔法もある、ドラゴンもいる、スマホもある、コンビニもある…ハイパーカジュアルファンタジーと銘打つ本作。アニメもやっておりました。主人公チャップはとある人物に故郷の村を壊滅させられております。その復讐のために愉快な仲間たちと旅立つのですが…ゲームは『主人公はオレ!!じゃない!?』のである!!(またかよ!!)一応RPGなんだけど、ダンジョン攻略がメインのゲームだったので、アニメや他のゲームのように街を歩き回れない事を知った瞬間に挫折しております。もしかして私…ハクスラが苦手なのかも…?いつかリベンジしたいです。

 

 

◇メガトン級ムサシ(Switchほか他機種でも配信中)

www.megaton-musashi.jp

 

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メガトン級ムサシはレベルファイブが新たに手掛けるロボット物ゲームとなります。ダンボール戦機ガンダムAGEと大きく違うのは世界観がスタートからハードであり、遊び方がハクスラに寄ったものとなっている…といったところでしょうか。いずれにせよ、新たな作品として現在展開中のゲームとなっております。

現在はメガトン級ムサシX(クロス)として基本プレイ無料という、とんでもない事になっております。なにがとんでもないかというとパッケージ版で発売された『メガトン級ムサシ』を含めて無料となっているからです。アニメにおけるシーズン1が『メガトン級ムサシ』、そこにシーズン2が足されてまるっと『メガトン級ムサシX』の内容になっている…と書けばわかりやすいでしょうか。

地球が侵略され人類の99.9%が失われた未来。残った人類は侵攻を続けるドラクターという勢力と戦う…というハードな世界観と巨大なロボット…ローグをカスタマイズして(一人でも友達とも)大暴れするゲーム性がなかなか面白いです。もちろんRPGの部分もやや簡素ながらレベルファイブらしいこだわりが存分に発揮されています。

気を付けて欲しい点が一つだけありまして…メガトン級ムサシについてはロボット『アクション』ゲームというよりはロボット『カスタマイズハクスラ』ゲームと捉えておいた方が少しだけ気持ちが楽になるかもしれません。つまりカスタマイズをサボるとダメ…ってことです。(個人の感覚になりますが…)

 

 

 

 

☆さいごに ~なんだかんだで近年のレベルファイブのゲームが好きなんで~

 


…というわけで、近年のレベルファイブのゲームについて、その面白さを私なりに紹介させていただきました。どのゲームも様々な形の魅力と面白さがあり、まだまだ語り足りないぐらいだと思っております。もし気になったゲームがありましたら、挑戦してみてはいかがでしょうか?(特に妖怪ウォッチシリーズのゲームが顕著ですが)どのゲームも実はよく見るとレベルファイブの他のゲームが元ネタな小ネタがちらほらあったりします。もちろんどうやっても隠しきれないレベルのド直球なモノもありますが…いろいろと遊んでみて、ぜひ「フフッ」と微笑んでください。

 

とんでもなく長くなりましたが、ここまで読んでくださってありがとうございました!!

 

(2021.12.13追記)

なんとついにメガトン級ムサシが発売されましたね…!(内容のことはともかく)延期せずに発売日に発売したので驚いております。この記事を書いた後に新作が拝めるとは、なんとまぁ嬉しいものです。私も楽しんで遊んでおりますが、この記事を書いている現在…まだクリアをしておりませんwwセール対象の仲間入りにした際にはこの記事に紹介文が追加されることでしょう…!

 

(2022.07.19追記)

メガトン級ムサシXの発表もあってアニメのシーズン1特別篇の放送でちょいと盛り上がっている中、本当に新しいイナズマイレブンの情報が出てくるの…??な、昨今ですね。悲しいことに3DSタイトルのやけくそセールがついに最後となってしまいました。過去のやけくそセールから積みゲーばっかりしている場合ではありません。ちょっとでもこの記事が良くなるように、私も期間内に頑張って追記していく所存です。頑張れなかったらごめんなさい。

 

(2023.01.09追記)

昨年12月にメガトン級ムサシXがついに配信され、アニメのシーズン2も盛り上がっている今日この頃。ムサシXについてはスローペースですが楽しんでおります。

年末に発表された新しいイナズマイレブンの情報が試合パートに関する物だったのは、ゲームのファンとしては嬉しい限りです。お蔵入りせず発売される事を祈って、今後も何かしらの情報が出る事を楽しみにしております。

前回の追記から頑張っていたものの、セール期間中にシンデレライフをクリアすることはできませんでした。遅ればせながら今回追加しましたので、これで勘弁してください…(メガトン級ムサシの項目はムサシXをクリアしたらもう少し書き直しますし、ガンダムAGEについてはその時に新たに追加します…)


~なんだかんだで自由に楽しませてもらっているレベルファイブのファンより愛を込めて~